多分近からず遠からず、もう一度読み返すことになる作品だと思います。
それだけの価値はあるのだと現時点では思っているわけですが
とりあえずの感想としては
文章は平易。だが難しい。そして面白い、はず。
小説に「意味」があるのかどうかというのは、完全に個人的な範疇の話であり、
それを決めるのは誰でもない自分なわけですけど
それにしたってこの小説に「意味」を見出すのは難解です。
ストーリーとして(常識的な)体をなしていない点
そして
考えることを読者に要求する点
は読み手を選びます。
僕はあまり考えずに、勢いだけで読書する派なので
「風の歌を聴け」を心底堪能したというわけではありません。
しかしながら、現在進行形でその続編である「羊をめぐる冒険」
を読んでいるわけで、そこに何かしらの意味を心の奥底で見出している
のかもしれません。まだなんとも言えないですけど。
そして何よりデレク・ハートフィールドという作家が実は実在していない
という事実は驚きました。
"昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか"
まさか創作の人物だったとは…
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